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痛みの感じ方

腰痛の原因は様々だ。そして、かつ原因がわからないことも多い。「あいつは痛がりだ」と思われることもあるだろう。
でも遺伝子的に痛がり遺伝子ともいえるものがわかってきており、痛がることが決してオーバーなことでない場合も
ある。元来、痛みを強く感じてしまう遺伝子を持っている人がいるのである。
 
また、‘‘ストレス’’による痛みもある。
ストレスを感じると、人間本来の痛みを抑制するシステムを阻害する「痛み増幅ドーパミン」といえるものが脳から出る。
逆に自分の好きなことをすると「痛み抑制ドーパミン」といえるものが出て、痛みが緩和される。
ストレスのある労働でなく、適度な運動や自分の好きな食事、音楽、テレビなどをみると痛みが和らぐのである。
「痛い痛いと言って好きなテレビ見てるときは痛がらないじゃないか、本当は痛くないだろう、仮病だ」と決めつけるのは
実は間違いの時があるのである。
仮病でもなんでもなくて当たり前のことなのである。好きなテレビを見るのは一種の治療とも言える。
 
治らない慢性腰痛の中には、「なぜ俺は痛いのだろう。。ずっとこの痛みが続くのか。。。」とか悩んでいる人がいる。
そういう抑うつ状態は「痛み増幅ドーパミン」が出ているので、さらに悪循環である。
「どこに行っても腰痛が治りません。原因もはっきり説明されていません」という患者さんで、ストレスが原因の可能性も
あるような人に、「そういう痛みもあります」と、ここで書いていることを説明すると、心の中のもやもやが少しずつ
晴れて来て快方に向かう場合がある。
 
器質的な原因を追究することを忘れないとともに、心の問題の場合は患者さんのもやもやをなんとかとれないかと
日々思っている。そして、結構な割合で心にもやもやのある患者さんはいるのである。

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